「朝鮮戦争の社会史」1+いろいろ!!6/30(水)

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皆さん、アンニョン!!

朝から悲しいニュースで今日は「なぜ?」と言う言葉が頭の中をぐるぐる回っています!

韓国の芸能人の方の自殺の報道を聞くと、BHさん大丈夫かな?と思うのは、きっと私だけではないと思います。

彼のストイックな生き方、仕事や私生活のストレス。
どれを取っても、ひとつ間違えたら・・・と思えるからです。

でも、ひとつだけ安心しているのは、依然読んだ雑誌で、シネ21の看板記者の人の記事だったと思うのですが、その人がBHさんのことを書いていて、「彼はデビューから幸運で、挫折を経験してない・・・。ありのままの自分が愛されることをしている、知らないことを知らないと素直に言える、・・・、こういう人は、何か困難があっても、『つらいな~~。』と思うぐらいで、決定的な行動に落ち込むことはないだろう。』と言う記事です。

まったく、根拠のない話なのですが、なぜか?この記事を思い出して安心します。

私の姉も、もう、結婚していたのですが、私が中学校のときに自殺をしています。
理由はあるようですが、超えられない話ではなかった!!と思っています。だた、人がそういう行動を取るときは、すべての事が冷静に考えることができないときだと思います。
人が死にたいと思うほど、追い込まれる状態とは????どんな状態なのでしょうか?

息子の病気を知ったときも、『死にたい』とは一度も思いませんでした。幸いなことに息子の病気も自殺をするような病気ではありませんでした。『うつ病』は、病気の症状の出方として、死にたいと思うようですが、息子の場合は、『うつ病』の症状も出るけど、『うつ病』ではありませんでした。

でも、まったく安心しているわけではありません。どんな人間でも、何があるか分からないし、追い込まれたときにどう行動するかは誰もわからないからです。

私は、何日前に『朝鮮戦争の社会史』と言う本を読み終えました。その報告をしたときは、難しくって・・と言うような話を書いたと思うのですが、本の後ろに訳者の解説があり、それでだいぶ作者の人となり、なぜ、この本を書いたかと言うことが分かりました。

うまく、報告できるか?分からないのですが、始めてみます。

<入門・・・出版背景>
著者は金東椿氏(キム・ドンチョン)1959年韓国で生まれです。私より、6歳お兄さんと言うことはうちの旦那さんとほぼ同じ年代です。大学の先生です。主な研究は韓国の『労働史』と言う方ですから、韓国でもリベラルな方のようです。

もともと、この本は韓国で2000年に出版されました。それは朝鮮戦争開戦50周年の年です。この年の6月に金大中大統領と金正日委員長が会談を行い、両国が、歩み寄った時期です。

これは、何を意味しているかと言うと、韓国も朝鮮戦争が休戦になってから長く軍事政権が続き、自由にものが言えなかった時代があります。本の出版となったら、なおさらです。韓国の過去の体勢などについて批判を加えた本書がようやく出版できるなったと言うことです。

<今までの朝鮮戦争の研究>
朝鮮戦争の研究は、韓国自身よりも、アメリカ、ソ連でなされてきました。それは、そのころの資料がアメリカやソ連のほうにたくさん残っていたからです。だから、世界の中で、朝鮮戦争がどう位置づけられて何を意味をするかと言う方向で研究はされてきました。そして、アメリカとソ連の代理戦争として扱われてきました。実際、私の認識もそうだったので、韓国、北朝鮮の人たちはただの犠牲者だと・・。そういう考えを持っている人は多いのではないかな?確かにそういう側面はありますが、朝鮮戦争は、朝鮮の内戦で、その主体は朝鮮の人たちなのです。

<作者の本書を書いたわけ>
この本の主題は、はっきりしています。朝鮮民衆の視点から「朝鮮戦争とは何だったのか?」「戦争中にどのような出来事が起こったのか?」「そのような出来事は戦後、どのように韓国の政治社会に反復、再生産されたのか?』

<年表>
私は、言い訳になりますが、大学受験の社会は日本史で世界史にはまったく疎く、ましてや朝鮮のことなど、興味もなかったので、ここから復習です。
1945年・・・日本の敗戦
       ここから朝鮮の独立運動は始めるわけです。
1950年・・・朝鮮戦争開戦
1953年・・・休戦
1960年・・・朴政権クーデター
1680年・・・光州事件
1688年・・・民主政権

<朝鮮戦争はなぜ起きたのか?>
45年から50年の間に何が起きたのか?
歴史と言うのは、ある日突然変わると言うことはなく、連続したものです。
実は、独立運動は終戦の前から起きています。ただし、それは日本の占領時代ですから、おきては押さえられと言う繰り返しでした。決して、朝鮮の人たちは黙って日本にしたがっていたわけではありません。
日本の終戦をきっかけに本格的に朝鮮の独立は運動は始まりますが、どんな国を作るか?で対立が始まります。
日本でも終戦後、農地改革があったように、朝鮮でも小作人、地主の対立がすでにありました。そういう意味では独立運動と国内の階級闘争が同時進行で始まったわけです。そこで、階級闘争のあり方で大きく2つの主義に分かれるわけです。社会主義国家を目指すのか?資本主義社会を目指すのか?
また、それより前に1945年にはモスクワで米英ソ三カ国の外相による会議が持たれ、朝鮮建国について話し合いがされます。このときに、ソ連は信託統治、アメリカは、即時独立を主張します。もう、このころから米ソの対立はあったわけです。
そして、朝鮮の中でソ連よりの独立運動、アメリカよりの独立運動と分かれていきます。
日本も終戦でアメリカの統治かにいたわけですが、日本に実際に戦争に負けたのですから、アメリカの言いなりになるのは仕方がないのですが、朝鮮半島をめぐって、米ソは自分たちの思惑に合う様に朝鮮を独立させようとしたわけです。

1950年までの間に独立運動は大きく2つ別れ、それぞれ、その中で権力争いも起こるわけです。北朝鮮はソ連の指導を受けながら、産業革命を進め軍事力を高めて行きます。そして、南では南労働党を中心に労働闘争を繰り広げます。しかし、労働闘争は南の政府、アメリカによってことごとく弾圧されていきます。追い込まれたものは北に逃げたり、地下に潜伏したりと言うわけです。

そして、1950年6月25日、北朝鮮が南下をしてきてソウルを占領します。
こうして、朝鮮戦争は始まったわけです。
Commented by dreamsko at 2010-06-30 22:58 x
bearさん こんばんは

パク・ヨンハさんの自殺には本当になぜ??ですよね。
そして、やはりビョンホンさんの事が心配になったり・・ 韓国の警察の発表ではいろんな事からのストレスによる発作的な自殺とありました。

ビョンホンさんも凄く忙しく、肉体的にも精神的にもかなりきついだろうし
ストレスも相当抱えてると思うと・・・でも、bearさんが読んだ雑誌の事を見て安心しました。

チェジュ行き 旅行案内書がくるまで分からないとは?でもお金は納めてるから 行けるんですよね~?

Commented by bigbear at 2010-07-01 00:14 x
dreamskoさん、アンニョン!!
ヨンハ君のことは、みんな信じられないと・・。お父様の病気のことはあっても、仕事も順調だったのにね~^。

BHさんは、ある意味で、韓国のどの俳優さんよりも忙しく、責任も重く、ストレスもたまっているわけで・・・。それでも、頑張ることができているのは、俳優=生きがいと言う図式があるからではないかな??どんなに忙しくても、演じることが彼の楽しみだあるわけで、そのことで悩むのは気にならないのではないかな??
ヨンハ君も優しくて責任感が強く・・・と書いてあったけど、本当になんで、もっと気楽に考えることができないのでしょうか?

チェジュ、本決まりになったら連絡します。案内書が着たら教えてね~~!!
by yosiko6212 | 2010-06-30 22:17 | 読書 | Comments(2)

イ・ビョンホンさんをずっと、応援するブログです。


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